« シアトル旅行記 2005.6.18 | トップページ | シアトル旅行記 2005.6.20 »

シアトル旅行記 2005.6.19

四日目

シアトルって朝から上天気なんてことめったに無いんですかね、ご多分に漏れず、今朝も曇り。でも、何だかめっちやいい天気になりそうな予感がします。

今日はともしび文庫の木家下さんとご一緒に試合を観る約束をしています。「ファーザー・ディ」だし、リトルリーグ・パレードがあるから、グラウンドを歩けるはずなんです、絶対「あれ」だけは見逃せないよね。ああ、わくわくするなあ、私にとっては最終日の今日も忙しくなりそうです!

それよりヤバイのは、なんと!持ってきたデジカメの3枚のCFカードが満杯になりそうな事!わわわ、恐れていたことが現実に!こっちで買いたいんだけど、お店に行くヒマなんてないらしいし、どうしようどうしたらいいの、このままじゃ今日のイチロー選手が撮れないよお…そこで泣く泣く要らない(とんでもない、全部要りますとも!でもしゃあないじゃんかあ(T-T))と思われる、風景などの画像から消去することにしました。帰ってから「確か撮ったはずなのに…」と思っていた画像が消去されていて、しまったあ!と思いましたが、後の祭り。この時は少しでも多くイチロー選手を撮りたくて必死だったのです。ああなんて切ないファン心理でありましょうか!
皆さんには、何を置いても保存用のフィルムやカードだけは大量にお持ちになる事をお勧めしておきます。とほほ…

セーフコについた頃にはピーカンのお天気になっていました。こりゃ暑くなりそうだなあ。

kids_day1 早速パレードの列に並びます。ワイワイガヤガヤ大人も子どもも楽しそうにグラウンドに入れるのを待っていて、大部分の子供達が今日のプレゼント、エイドリアン・ベルトレ三塁手のキャップを被っています。
別に欲しくはないけど、14才以下なら貰えたんだよね…(やっぱ、欲しかったんじゃん(笑))

kids_day3
センター中央からグラウンドに入るのですが、そこに行くまで、関係者以外は入れない通路を通って行けるのが嬉しい。

kids_day4 開幕の日、イチロー選手もここで気持ちを高ぶらせながら、登場の瞬間を待っていたんですね。きっとストレッチなんかしていたに違いありません。そんな感慨に浸りながら今年もセンターフィールドから出て晴れ渡った空の下を左回り、ライト方面に歩き出しました。

Smark 途端に早足になるminminさんと私。あった「あれ」だ!まだ補修されてない!良かった!しかも周りにだーれも居ないよ。あれに注目してるのは我々日本のイチローファンだけなのかなあ。
そうです、「あれ」とはイチロー選手のスパイクの痕。5月2日、ガレット・アン5 ダーソンのホームラン性の球をスパイダーマンのように壁によじ登って捕球したあれなのです。よーく見るとスパイクのツメが入ったのを裏から補修してあるみたい。表面だけが痕になっています。
その場を動かずパチパチと写真を撮りまくる我々の後ろから「やっぱりいたー」例によってannekoさん達と待ち合わせたように遭遇(笑)それから四人watashimo でSマークをきゃあきゃあ言いながら撫でたりすりすりしたり足をかけるマネをしたりくっついて写真を撮り合ったり、私がフェンスなら「おまーらええかげんにせーよ(-_-;)」と言いかねない暴虐の限りを尽くしたのでありました。(笑)でも、ちゃんと汚れてたのをフキフキしてあげたから、許してねえ。
良く見るとスパイク痕は他にもいっぱい。子供達も飛び上がったりしています。イチロー選手の闘いをずっと支え、受け止めてきたこのフェンスにこれからもよろしく!と名残惜しくエリア51を後にした我々でした。

kids_day2 ゆっくり半周、3塁側で客席のYUTAさんを見つけました。稼頭夫選手や他のメッツ選手にサインを貰ったと嬉しそう。そばには入り待ち仲間の例のランディ似のファン、ポールさんも居ます。こっちも「蛇の道はヘビ」だねえ(笑)ボールを持ったYUTAさんをグラウンドから激写。こんなアングルもめったに無いですからね!

レフトから出て、ビールを買いました。だって最後の日だもん!それに呑んだ後水も入れておけるし…言い訳がましいなあ(笑)。確かに私達の席はモロに陽が当たって暑くなるに違いありません、水は必需品です。(セーフコでは水の入ったボトルは没収、もしくは中身を紙コップに空けて、持って入ります。大抵のアメリカの水は飲めませんが、セーフコで飲料に供されている水は飲めます、美味しいと言ってもいいくらい。)でも日陰の席は寒そう、これがシアトルなんですよね。

話の種に「イチロール」を食べておこうと近くを探したのですが、すぐに見つからなかったのであきらめました。ま、minminさんも「おいしいとはいいかねる」って言ってますから、いいんです。(でも、ちょっと食べたかったな…)
それより、前から目を付けていたサーモンサンドを食べましょう。このサーモン、ハンパじゃない大きさなんです。もう試合が始まるので、木家下さんを待ちながら席の上、通路が見えるところで食べましたが、いや、でっかいこと!元の鮭全体はどんなやったんやろと思わせられました。

やっぱりここはでっかい国、アメリカです。

そうそう、51ボードをホテルでチェックしたannekoさんから「シアトルに永住せよ」「もう戻ってくるな」と言われているとこの日聞きました(^^;) スイープしたらどないなるんやろ、わたしらシアトルでリクルート?なんで帰ってきた!とか言われたりして(笑)

スパイスの効いたサーモンを口に入れてはお行儀悪く指をなめなめ通路を見ていると、相変わらず上品でスリムな木家下さんがやってきました。(^^;) 一年ぶりの再会です。木家下さんのチケットは少し上の方でしたから、一緒に観戦とはいきませんが、木家下さんは以前、マック鈴木の居た頃は頻繁にセーフコにいらしていたそうで、慣れたもの。久しぶりの野球を楽しんでおられたようでした。

gaiya3nin

この日イチロー選手は大爆発!一回からレフトに素早いヒット!早くも盛り上がる球場は4番リッチー・セクソンのビッグX2点先制ホ~ムラ~ン!で最高潮!ハナっから飛び上がって喜ぶ我々。きっとannekoさん達も寒さが吹っ飛んだことでしょう。
hashiru その後メッツにもホームランが出たりして点を取ったり取られたり、6回にはメッシュが降板して代わったソントン打たれまくり、今シーズンの悪い流れかと思われました。
しかしその裏、イチロー選手二打席ヒットが無かったのですが、またしてもsukoa6 レフトにヒット!満塁になってセクスィー押し出しでイチロー選手マルチ得点!その後も打って打って
7回にはまたまたイチロー選手、チャンスでまたまたまたしてもレフト前ヒ~~~ット!!得点打点猛打賞!いやっほーい!最後はハセガーばっちり締めて、終わってみれば11対5の大勝利!しかもスイーーーープ♪です!イチロー選手も気持ちよさそうにハイタッチ、ムースも旗振って走り回り、お客さんは大満足。みんなで踊りまくりました。最高だあ!!

kawaii2 いやー、いい試合でした。去年も勝ち試合を観たし、調子の悪い6月にこんな試合が観られて本当にラッキー!
今日も前の席に可愛い女の子(少し知的障害があるカンジ、とてもとても可愛い)がお母さんたちと来ていて、しきりにボードを持ちたがり、一緒に応援してくれました。ありがとうね!これ上げようか?と言うわけで私の応援ボードは彼女にプレゼント。お母さんたちにはかえって迷惑だったかも(笑)

さて、木家下さんをお待たせしても申し訳ないので、今日は出待ちはしないつもりだったのですが、「いいですよー、ちょっと用もあるので、後で待ち合わせしましょう。それに…本当はイチロー見たくてたまらないのでしょ?(笑)」うっ、図星(爆)それで最後にYUTAさんにも挨拶することが出来ました。本当にYUTAさん、楽しかった。知り合いになった人みんなのあれこれに気を使って、疲れないで下さいね。いい人だから、ほんとオバサン心配よ(笑)そしてなんとそこに居たのはカナダのosamちゃんじゃないの、やあやあ、最後に逢えたね!相変わらずあやしい日本語を操っていますな(笑)

イチロー選手の車がやってきました。今日は珍しく踏切で止められました。あっ、しまった!もっと手前で待ってれば窓から声が掛けられたのに!写真も近くで撮れたのに、惜しい事をした。
私達、いつもは出待ちで写真は撮りません。暗い中でフラッシュなんか焚いたら選手に迷惑ですし、有り難うって言うので精一杯なんです。でも、今日は写真撮ってもいいって係りの人に言われたんですよ、昼間だからって。
ichiro_no_te えーー、ホント?まあ、車の中だし、ガラス越しで上手くは撮れないでしょうが、お言葉に甘えて一枚。カシャッ!イチロー選手、ごめんなさい、撮らせていただきました、どうも有り難う、申し訳ない。思わずペコペコしてしまいました(笑)車の中のイチロー選手、ヘンなオバサンだなあと苦笑したんじゃないかしらん(^^;) 

後でYUTAさんに「その気持ちが大事なんです、選手に伝わるんです」とは言って貰いましたけどね。YUTAさんは、選手達に気持ちよくファンと交流して貰うために、当たり前の気遣いをしているのに、心ないファン(特にそれが日本人だったりする)がそれを台無しにしてしまうことに、時折情けなくなると仰っていました。そりゃそうだ。
イチロー選手、毎日あちこちに出没してすみませんでした(笑)明日からはminminさんだけですから、安心して下さい(笑)。minminさん、頑張ってね!

最後にイチロー選手にもお礼が言えたし、さあ、次だ。
私達は話をしたそうなosamちゃんにも(ゴメンね、また冬に展示ルームで会いましょう)YUTAさん達にもさよなら。それ、木家下さんとの待ち合わせ場所へ急げ急げ。

木家下さんの車に乗せていただいて、いざ、出発!
実は私はシアトルの日本人学校で「おはなし会」をさせて貰えないかと木家下さんに根回しをお願いしていたのです。出来そう、と言うことだったのですけど、今年は早めに休みに入って、子どもを日本の学校が夏休みに入る前に体験入学させるのがトレンドらしく、学校がばたばたしているのでダメになってしまったそうで、その代わりに、と言うことでは無いけれど、ちょっとご案内しましょう。と、思いがけず観光させていただけることになりました。すごーい!初めてです!シアトルの街を離れるのは!

kokage1 まずはさっきイチロー選手がお家へ帰った道をたどって橋を越えます。イチロー選手の家の方に行く、それだけでわくわくしている私達。とある森の中の素敵なスーパーを通りかかって木家下さん。
「イチロー夫妻がここに買い物に来るそうです。出会った人が居ます。寄りますか?」
寄ります寄ります!私達が同時に歓声を上げると、
「あなた達を喜ばせるのって、本当に簡単。いつもはお客様をどこに案内したら喜ばれるか悩むんですけど、イチローって言うだけでこんなに喜んで下さるんですからねえ。」
と木家下さんに笑われました。簡単で済みません、私達単純なイチローファンなものですから(笑)

super1 こじんまりしたお洒落なスーパーはとてもカラフルで品揃えが高級そう。いつも思うけど、アメリカの店の野菜や果物の並べ方の美しいこと!冷凍食品の豊富なこと!順番に毎日食べたら何年もかかりそうなくらいです。よく映画で見る「テレビセット」っていうの初めて見ました。主食からデザートまsuper2 でパックされてて、レンジに入れるだけ、ってあれです。
そーかあ、お休みにはここに二人仲良く買い物に来たりするのねえ…カートはもちろんイチロー選手が押して上げるんだろーなー。これ買おーよ、えー、またあ?なんて喋りながらさ(^_^)
アメリカはやっぱりレディ・ファーストの国、木家下さんが大きな物を買ってカートに載せようとすると、たちまち男性が(たとえ80才のお爺ちゃんでも)飛んできて、「私がやってあげよう、車に載せてあげよう」と手伝ってくれるそうです。80才のお爺ちゃんでは見ている方がコワイと思うのですが(笑)力仕事はオトコの役目!と言うのが当たり前なんですね。

「家に帰って主人にに手伝ってと言ってもなかなか来ない、「持ってきたんだから出来るだろう」と言うのよ、腹が立って、『よその男性が手伝ってくれたのよ!』と叫んでしまったわ」(日本の男性諸君、よーく聞いといて下さいよ!(笑)。)
「もう日本では暮らせない、人間が冷たいですよ、空気も悪いし。飛行機からシアトルの森と湖が見えると『ああ、帰ってきた』と思いますものね。」と、木家下さんは仰っていました。
イチロー選手も、ひよっとしたらもうそんな風に思うのでしょうか、暖かいシアトルの人や風土は嬉しいけど、ちょっとさみしい気持ちもします。

park どこまでも続く森を抜け、郊外の新興住宅地(日本のよりは広いですが、これは確かに新興住宅!似たような家が並んでいます、最近増えてきたらしいですね)を過ぎて、着いたところは…?ここはどこなんでしょう。水音が聞こえる公園?結構人が居ます。看板の文字は「Snoqualmie Falls Park」…Fallsってなんだっけか?(語彙の乏しい私、もっと英単語やっとくんだった)
taki 木家下さんについて緑の中を歩いていくと、滝です!雄大な素晴らしい滝!ここは映画「ツイン・ピークス」で有名になったスノコルミー滝なのです。滝の上に木家下さんが「全米一美しい」と仰るホテルが建っています。本当に滝の真上に張り出している感じ。行ってみると、アンティークで全部磨き抜かれた山小屋風の、とても可愛らしい建物でした。

帰ってから、イチロー選手のお母さんにその話をすると「そこで食事して、エステして貰ったのよ、弓子さんが予約してくれたの、良かったわあ。」ですって。…いいなあ。

素晴らしい景観に癒された後、「Tokyo」と言う和食レストランに連れていっていただきました。とっても和風なのでメニューを撮ったら、店から「NO!」…分かりましたよ、撮っちゃダメなのね。だからものすごく大量のちらし寿司とか、(具もご飯も3人前くらいありました)撮れなかったの、惜しいなあ。
そこで私が頼んだのは天そば。これ正解でした。量も普通だったし、あっさりして美味しかった。minminさんは大量ご飯のマグロちらし(だっけ?)に四苦八苦していました。木家下さんにすっかりご馳走になってしまって…こちらがお世話になっているのに、申し訳なかったです、有り難うございます。

私とminminさんは、木家下さんの「ともしび文庫」に本の寄贈をさせて貰いました。
私は「おはなし会」での十八番、「じごくのそうべえ」と落語絵本「まんじゅうこわい」どちらも子供達が大爆笑してくれる絵本です。minminさんは自身の記事が載っている「野球小僧」。
「おはなし会」は出来なかったけど、シアトルの子供達が絵本を楽しんでくれますように…

seattle_yuugure お腹も一杯になって満足してダウンタウンに戻る途中では、マリナーズの選手達がプレイする、山の上の会員制ゴルフコースにも寄りました。遠くにシアトルのダウンタウンが、まるで絵のよう。ここのロケーション、最高です。

golf こんなところでラウンドしたらそりゃあ気持ちいいですよ!長谷川投手はしょっちゅう来ているみたい。チームのチャリティー・ゴルフなんかもするので、イチロー選手もきっと何度かプレイしているでしょうね。

giko ホテルまで送って下さると言う木家下さんに甘えて、夕陽の中ダウンタウンに向かうと、なんと大渋滞!事故があったようで、車線が一本になっているんです。
橋も車でいっぱい。どうやらトンネルの中で事故があったようです。巻き込まれなくて良かったけど、木家下さんはまたこの道を帰らないといけないんですよね。私達は帰って寝るだけですからいいんですが…

ホテルの前で木家下さんとお別れ。年に一度しかシアトルに来ない、渡り鳥のような私達のためにお時間を取って下さって、本当に申し訳ありませんでした。有り難うございました。
去年も今年も出会いの素晴らしさに、人と人との繋がり、一期一会に感謝です。
こんな経験をさせてくれたイチロー選手、貴方のためにお水で乾杯!して薬を呑みました(笑)

明日はイチロー選手の居るシアトルともさよならなんだなあ…もっともっとプレイが観たい!もっともっとシアトルの街を知りたい!…やっぱ宇和島屋でバイトかあ?(笑)

おやすみなさい…

|

« シアトル旅行記 2005.6.18 | トップページ | シアトル旅行記 2005.6.20 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/123032/6507200

この記事へのトラックバック一覧です: シアトル旅行記 2005.6.19:

« シアトル旅行記 2005.6.18 | トップページ | シアトル旅行記 2005.6.20 »