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シアトル旅行記 2004.6.6 完結編

三日目その2

 二人して配られているポスターを物欲しげに見つめていましたが、YUTAさんのような人徳がないのか無視されちゃいました、(笑)。諦めて例によって走ってフィールドに降りていくと、あやや、今日もマリナーズは練習していません。それに何故か内野側には入っちゃダメと言われるのです。プンスカしながら白靴下の練習を見ていて、minminさんが「それにしても2日連続して練習無しなんてヘンだなあ」と其処にいた職員の女性に何か聞きました。振り向いたminminさん「中に入れるって言ってる!上に行って左だって!」は?何の事やら分かりませんが大慌てで言われたとおりに行くと、もう大勢の子どもや大人が並んでいます。これはあのグラウンド・ツアーの入り口ですか?
046 「オーリーさん、ほら、前にYUTAさんが言ってたリトルリーグ・ディですよ。子どもが対象だけど、別に誰でも入れるんだって」あー、あれ!そうかあ、じゃ、グラウンドに入れるんだ!うわあ、嬉しい!minminさんも私も大はしゃぎ。

046 開幕の時イチロー選手が風船をくぐって出てくるセンターからフィールドに出て、(それだけでも感動)芝生の周りをぐるりと一周するのです。ああ、イチロー選手のライト!Washingtonマークから326の数字までの間に、何度飛び上がったりぶつかったりしたでしょう!二人で「間接ぶつかりー」とか言ってね!(笑)芝生に入らないように見張っている人(多分ボランティアでしょうね)も苦笑していました。レフトで同じ事をしようとして叱られたんですから、ライトがいい人で良かった!ベンチではクローザー・エディが電話していたのを撮ったり、練習している高津投手にイチロー選手の代わりとばかり無節操に「たかつさぁ~ん」と叫んだり、(手をひらひらさせてくれました)子どもみたいに大騒ぎしてしまいました。こんな事二度と出来ませんもんね!
 フィールドの中に居る間に雨が降るのか屋根が閉まりだしました。あっと言う間に閉まります。(そしてその後また試合前に開いて、また試合中に雨で閉まると言う事で、3度も屋根の開閉を見る機会に恵まれました。これも珍しいそうですね。)ほんの20分程の事でしたが、大人も子どもも楽しそうに、ゆっくりとフィールド内を楽しみました。正式名称「Little League Parede」の幸福なひとときでした。

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興奮冷めやらぬ我々ですが、今日こそ球場グルメの出番です。さて、何を食べる?minminさんの提案は「野球小僧」お勧めの多国籍料理。ええっと、何て言う店だっけ?レフトのスタバの前にある店なんですが…忘れちゃった(^^;) 兎に角そこはライスに好きな料理を載せて貰うのです。野菜がいっぱいのをチョイスして、ふふ、初めてビールも頼んでしまいました。何だかすっごく合いそうだったので。

 minminさんがお箸が無いと言うので、彼女がコーヒーを買っているウチに取ってくる事にしましたが、見つかりません。「チョップスティックが無いー!」と訴えて、有るところを教えて貰って居るウチに、minminさんとはぐれてしまいました。暫く待っていても来ないので席に行っていようと歩き出し、席の上の通路でもう1人、シアトルで会う予定の人に出会いました。彼は日系カナダ人で、こないだイチロー展示ルームで会ったばかり。彼も来る予定だというので席を教えて置いたのです。(しかし我ながら色んな人に会うね、初めてのとこで(笑))暫く談笑して、そこに来たminminさんと一緒に、彼の撮ったイチロー選手の写真(プロ並みです、イイ表情をとらえていて、どうやって撮ったのか知りたいくらい)を見せて貰い、私は彼のために持ってきたイチロー選手のインタビュー(NHKのとか、糸井さんとのとかをダビングしたの)をプレゼントしてさよなら。ああ、またちょっとバッグが軽くなった(笑)彼は席を決めずにカメラを持ってあちこち移動しているのだそうです。

 席について食事。やっとセーフコらしい食事です。でも、時間が経って冷めてるし、ビールもぬるい…ぐやじ。でもいいんだ。充分美味しいもんね。久しぶりのビールも!しかし、量が半端じゃない。おなかいっぱいになってしまい、もう他のものをと言う気にはならなくなりました。クラム・チャウダーは朝食べちゃったしなあ…あれはクラムでなく芋とちゃうだー?だったけどさ!

04-6  さあ、いよいよ第三戦。今日もイチロー選手はカッコいい!ホントに今日で見納めなの?ピッチャーはモイ様。今日の席も少し斜めだけど、イチロー選手を観るには絶好!3日間ずーっとイチロー選手の後ろ姿を見続けてきましたから、夢の中にも後ろ姿で出て来そうです。(笑)

 モイ様はピンチをしのいで、今日も芸術的な投球。味方が点を取ってくれれば今日も勝てそうなんだけど…。でも4回までに3点取られて…今年のマリナーズに3点は重いのよねー。と思っていたら5回、イチロー選手2塁打!急にセーフコが盛り上がり出しました。続くウィンもヒットで一・三塁!そこで当たってないオルルッド。オリー!頑張って!必死のセカンドゴロ、イチロー生還です!やたやたやったー!飛び上がって喜びました。ウィンのヒットで2塁を回ったイチロー選手の速かったこと!実感してうっとりしましたよ。これが見たかったのよね、目の前で!7回のウィンのホームランの大きかったこと!ライト方向にあんなホームランが打てるんですから、ウィンはもっと力が有るはずです。今日のウィンはウィーンとエンジン全開でした(笑)

 7回裏今日は日曜なので「ゴッドブレス・アメリカ」も唄われます。目をつむって小声で唄っていたのですが、最後の方乗ってきてしまって、ちょっと声を張ってしまいました。オクターブ上げて歌い終わると、誰かが私の腕に触っています。えっ、と目を開けると斜め前の綺麗な銀髪の初老の婦人が、私の腕に触れて何か仰ったよう。あ、ごめんなさい、うるさくしてと謝ったら、「オーリーさん、誉めてくれたの」と小声でminminさん。わ、そりゃますます申し訳ないことで(笑)

 このご夫妻とっても素敵でした。二人ヒマがあると腕を回して、奥様は旦那様の首筋をマッサージするように常に触れていました。それがちっとも見ていてイヤじゃないんですよね。互いに対する愛情が自然な形で出ていて、羨ましくなりました。ウチも考えなおそっと。(笑)
 後ろの席のオバちゃん軍団、私のようにピンバッジいっぱいの帽子を被っていたり、イチローTシャツをおへそを出して腰で縛っていたりと派手で賑やかな人達でした。「イチローのファンね?」と聞かれたので「ビッグ・ファンよ!」とカメラを借りて全員の写真をパチリと撮って上げました。喜んでくれましたよ。イチロー選手のファン同士、連帯しなくちゃね!

 今日は席が空いていたので思い切り踊りました!でもあいにく凄いライバルが居たんです。レフト最上段お客もまばらな場所で、スーパーマンのシャツの男性が派手に動き回って踊っていたんですよね。カメラはそっちを向きっぱなし。お客も盛り上がって、やれやれーてなもんですわ。負けたよ、スーパーマン。(笑)

04-6  8回に長谷川投手が失点したときは、ちょっといつもの負けパターンになるのかと心配しましたが、9回、イチロー選手球場全体のイチローコールの中、レフトへ速すぎて見えないヒット!そして盗塁!!もう大騒ぎです。そして乗ってるウィン2塁打でまたまたイチロー選手生還!もうこれは行くしかない!オリー四球、ブーンタイムリー!最高最高!エドガー敬遠また満塁、そしてカブレラの四球で押しだし勝利!サヨナラ!球場は歓喜の渦!やったーやったー!私とminminさんは抱き合って喜びました。斜め前の婦人とも握手。なんて幸せなんでしょう。私にとって生観戦最後のゲームがこんな最高の形で締めくくられるなんて、もう嬉しくて震えてくるくらい。これは一言イチロー選手にお礼を言わなくては、よし!今日も出待ち決定!(笑)

 外は雨。出待ちしているのは私達だけ。いいのかなあと思うくらい誰も居ません。雨が降っているせいでしょうか。暫く待つと昨日覚えているスタイリッシュな車の影。今日も止まらずに行ってしまいますが、手を振る私達にイチロー選手、確かに手を窓につけて答えてくれました。声は掛けられなかったけれど、いいんです。待っていたのは私達だけだから、あれは私達にだけの合図だもんね。ああ、しあわせ!待ってて良かった。

 幸せついでにメトロで帰ろうよ、minminさん。バス停にはもう待っている人もまばらだし、大体何に乗ってもダウンタウン方面に行くのなら帰れるみたい。minminさんもこれからはバスを利用する気持ちになったようなので、ちょっと安心です。こんな凄いファンに何かあったらイチロー選手に申し訳が無いってものですからね。

 ホテルに帰ってスポーツニュースを見ながら(今日はESPNの全国放送だったはずなのにちっともやらないんだよね!もう!)スーツケースに荷物を整理。minminさん、疑い深そうに「入りますぅ?」入るって、まあ、名古屋人の底力をみとりゃあ!(笑)無事入った…て言うか入れまして、準備完了。最後の夜は更けていきました。

 次の朝、バス停でminminさんと最後のお別れ。新聞もしっかり買いました。イチロー選手の壁際キャッチが大きな写真で載っています。楽しかったね。本当に有り難う。初めてなんて思えない息の合い方だったよね。来たときと同じ174番のバスに乗った私は、小さくなるminminさんに見えなくなるまで手を振りました。

 帰りは日本語の分かるユナイテッドのお陰で何とかなりましたが、1人のせいかチェックが厳しく、離されて全身調べられました。でも厳しい顔の係員が最後に「イチローファン?昨日勝ったね」とにっこり笑ってくれ、こちらもにこにこしてしまいました。荷物チェックの時帽子や靴を脱ぐのは今は当たり前のようですよ。これからますます厳しくなるでしょうね。

04-6  シアトルの飛行場、最後にやっとスタバのコーヒーを呑むことが出来ました。やれやれ。飛行機に乗り込んでほっと一息。窓の外は雨です。minminさんは2001年にシアトルを離れるとき大泣きしたと言っていましたが、実は私も飛行機の中で突然涙が溢れました。

さようなら、雨のシアトル。イチロー選手、素晴らしいプレイを有り難う。私達がぶつかっていた壁に貴方がキャッチして当たった時の「ダン!」と言う音(みんな立ち上がっちゃって見えなかったもん)を忘れません。あれがホントの「間接ぶつかり」でしたね。(笑)

さようならシアトル色々な出会いを有り難う。さようならシアトル…さようなら…

                                                    了

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シアトル旅行記 2004.6.6

三日目

 目が覚めて最初に思ったこと、「もう今日しか無い。これでシアトルとも、同じ空の下にいるイチロー選手ともお別れなんだ…」
窓の外を見ると雨の痕はなく空も心なしか明るいよう。涙雨は降らないで欲しいなと思いながら、氷で冷やして置いたリンゴをかじりました。このホテル、「ご自由に」とロビーに小振りのふじリンゴが置いてあるのです。こっちのリンゴってみんな小振り。L・Aのスーパーにあったふじリンゴも小さかった。やっぱりリンゴは日本のが一番!

天気予報は本日も「必殺サンダーストーム」(笑)かなりヒドイ天気だと言ってるみたいです。しかも昨日より寒いんですと!参ったね。私は来る寸前の木家下さんからのメールで聞いていたから、荷物にはなりましたけど冬のチーム・ジャケットを持ってきて居ました。昨日もそれを着てちょうどいい感じだったのです。今日もこれでは着るしかない。こんな寒いところで、昔は末端冷え性だったイチロー選手がプレイしているなんて…。寒い間はケガにも気をつけなくてはならないから、日本でも4月は調整期間だったのに、これじゃ5月も6月もホントなら調整期間ですよ。それでこれまでの成績ですからねえ。イチロー選手の適応能力には感心するばかりです。

 今日の試合は5時からなので少しばかりゆとりが有ります。しかぁーし!お昼には「マリナーズ・ウィークリー」を観なければYUTAさんに申し訳が立たないというもの!だから、それまでにはここに帰ってこなければ…朝飯は昨日で懲りているからホテルで済ませてと…するとminminさん「オーリーさん、観光してませんよ。観光。」ああ、そういえばそうかな。「せめてパイクプレイス・マーケットくらい行くべきです。」そ、そう?「そうですよ!」と、言うわけで、食事を済ませて出ることに。ところが!今日に限ってホテルのカフェは満員。まあ、パイクプレイス・マーケットまで行けば何か食べられるだろうと言う甘い期待を抱いて、またもや朝食難民と化した我々は朝のシアトルへコーヒーの香りと共に出ていきました。とほほ。

04-6  今日は日曜日なので新聞も一紙しか無いんです。折角昨日勝ったのに!明日の朝は街頭の自販機でシアトルタイムスもPIも買って帰るぞ!もちろん我々の頭には「勝利」の2文字しかありません!( ̄^ ̄;;キッパリ 。
 どこを観ても絵になるシアトルの、人通りの無い街路を歩いてパイクプレイス・マーケットへ(しかし私って健康的な生活してるよ、アメリカに来てから。ビールもろくに呑んでないもんね)おお、よく見る景色。映画「めぐり逢えたら」でも観たし、やたら色んなところでお目に掛かるこの景色。う~ん、観光してるのね、私(笑)

 でも例によって時間が早すぎるので、まだ魚は飛んでないし、お花やさんも花を並べる途中です。それよりさあ、朝飯だってば。どっか無いかなあ。minminさんと二人あっちこっちキョロキョロ。するとパン屋さんの横がカウンターになっていて、なんか出してくれそうな店を見つけました。パン屋だからパンが美味しいんじゃないかなあ。と入ってカウンターに座りました。スープとグリルドチーズのサンドウィッチがセットになっている様子。それでいいよね。長い髪を後ろで束ねた一昔前のロックギタリストといった感じの兄ちゃんが来たので、minminさんがスープの種類を聞くと「クラムチャウダー」そう言えばまだ食べていないなあそれにしよ。これが大間違いとも気づかずに…
 出てきたのは解凍してかき混ぜただけのお芋のクラムチャウダーに焦げ焦げのチーズサンド。だーから、焼いてるときに「焦げてるよ、にーちゃん」と言って上げたのに、日本語で。(笑)この際何も言えずにもくもくと食べる我々。クラムチャウダーは、クラムよりお芋が多くてお腹がいっぱいになってしまい、仕方なく焦げサンドは持って帰ってホテルでお昼にしようと言うことになりました。やたらと愛想のいい旧ロッカーのにーちゃんは、いらんと言うのに水をくれ、クラッカーなんかくれます。クラム・チャウダーに入れろって事?後で見ると要らないと言った水はしっかり料金に入ってました。くっそー。

04-5uwajimaya  日曜はトンネルバスが動かないのでメトロで宇和島屋へ。お土産のチョコを買って、紀伊国屋で本を見るのが目的です。宇和島屋はさすが日系スーパー。魚屋には極彩色の鯉のぼりが泳いでいます。鯉のぼり…う~ん、ちょっと違和感(笑)モイ様にも会わなかったので(今日先発です、当たり前)買い物をして本屋へ。あらら、ここは完全に日本の本屋さん。でも値段を見ると日本よりずいぶんとお高いですね、やっぱり。それに全ての本がすぐ手にはいるわけでは無いから、「ともしび文庫」の活動はホントに有り難いと思います。そうそう、「ともしび文庫」にはマリナーズの末吉さんの奥さんとお子さんも借りに来ると言うことでした。イチロー選手関連の本は思ったよりありません。みんなもう持っているのばかり。イチロー夫妻も早く子どもを持ってくれないかな~。私の夢はイチロー選手の子どもたちにおはなし会をする事なのよね~。と、言うとminminさん、「オーリーさんってイチローの親戚のおばさんですね」いやいや、そんな、私は「近所のオバサン」よ。「いや、親戚のおばさんですよ、絶対」と、どーでもいい事を言い合いながらホテルへ戻りました。
 
 焦げたチーズサンドを頬ばりながら「マリナーズ・ウィークリー」視聴。YUTAさん、情報有り難うございます。と見ていると、マイヤーズ投手がさっき我々が居た場所に立って何か売っている様子。しかも魚屋さんの前で魚の冷凍物を売り子しているらしい。売れない。最後は魚屋さんが買ってくれて、投げたら暴投で、魚屋に「こうやって投げるんでえ」とばかり空中生魚キャッチを見せられる…イチロー選手も出なかったので、二人でボーゼンと見てました。あれじゃ、マイヤーズは解雇して、あの魚屋と契約しようとフロントは思うのじゃないかしら。まあパイクプレイス・マーケットの宣伝にはなったよねえ(笑)

046  さて、いよいよ最後の観戦です!minminさんはアストロズ戦も観て帰るので私だけが最後のセーフコ。まだ時間があるのでパイオニア・スクエアにある、有名な The Elliott Bay Companyと言う地下にカフェのある本屋さんに行くことに。メトロに乗って行ってみようよ、と出掛けました。バス停に行ってどれに乗るのか見ていると女性が何か聞いてきます。この人に限らずシアトルに居る間なんか良く声を掛けられたり、何か聞かれたりしましたね。そんなに我々って声掛けやすい雰囲気なんでしょうか?まあminminさんは日本でも5分間に3人に道を聞かれたことがあるそうですが。(分かります、優しそうで、それでいてしっかとした感じがしますから)私は多分嬉しそうにへらへらしているからなんでしょうねえ。自分でも顔がゆるんでいるのが分かるんですから。

honya  どのバスに乗っても近くまでは行けそうなので、間違えたらそこで降りればいいと、来たのに乗りました。パイオニア・スクエアは路面電車が走っていたりして、とてもいい雰囲気の場所です。でも、トーテム・ポールのある公園はやっぱりコワそうな方々がたむろしていて、ゆっくり出来る感じではありませんでした。しゃれたお店が並ぶ一角にその本屋がありました。minminさんはまだ一度も入った事がないのだそう。中は木の壁木の棚、あちこちに中二階や小さな階段があって、上の方にも本棚があり、階段に座り込んで本を読んでいる人もいます。ずーーーっと居たい感じの素敵な書店です。レジの女の子にスポーティングニュースのスカウティングガイドがあるか聞くと、ちょっと待って、と金髪を翻してパソコンで調べてくれました。いかにもすまなそうに無いわと言うので、ではイチローの本は?と聞くと、野球関係の棚に案内してくれました。

 今、イチローの本は、例のホワイティングのしか出ていないらしいので、野球の棚をゆっくり検分。そしたらあるじゃん、
Sporting News The Ultimate 2004 Baseball Almanac 金髪のおねいちゃん、どこを探してくれたのかしら。ま、あったからいいや。18ドル95セントね。そしてもう一冊、これはいいですよ。ほら、日本でも前にBSでやったでしょう。「大リーグ懐かしの瞬間」あれが本になっているんですよ。題は
「MEMORABLE MOMENTS -THE MOST MEMORABLE MOMENTS IN MAJOR LEAGUE BASEBALL HISTORY」イチロー選手も6ページを費やして掲載されています。写真も素晴らしい。最初がカル・リプケンで、最後はカール・ハッベル。はい、お買いあげ、これも18ドル95セント。もっと欲しいのあったけど、キリが無いもんねえ、名残惜しく本屋を後にしました。ああ、地下のカフェでお茶したかったなあ。あの本屋、名古屋に欲しいよお(笑)minminさんも、「入りづらい店みたいだったけど、入ってみたらそうじゃなかった、もっと前に来れば良かった。」と言ってました。皆さん、一度行ってみて下さいね。

 さて、今日は駐車場は「日曜はダメよ」なのでシーフォークスタジアムの横を通ってセーフコへ。まずはチーム・ストア。そしてまたまた本(笑)2004版の「Mariners menus」これもYUTAさんがもう紹介して下さいましたよね。イチロー選手と弓子夫人の間で一弓くんがおすまししています。それに2004の「Official Year Book」選手のトレーニング風景がフューチャーされています。表紙のイチロー選手とてもいい表情で、カッコいいんですけど、ナゼか1人だけ便所スリッパ(失礼!)みたいに見える履き物に、スタイリストイチローに似合わず、スラパンがはみ出ています(笑)ゴメン!イチロー選手。でもホントだもん。これは大事にしよっと(爆)

帰ってからイチロー選手のお母さんに「あれはアシックスさんが、イチローが楽だからってわざわざ送ってくださってるのよ」って言われました。イチロー選手、便所スリッパなんて言ってごめんなさい、でも、他の選手みんなスニーカーだから、便所スリッパ(私もしつこいね(笑))に見えたんだもん。スラパンについても「あの子は長めのが好きだから、どうしても出るわねえ」だそうです。いえいえ、こちらはそんなのも嬉しいんですから、どうぞお構いなく(爆)
他にもスピージオって意外に脇毛無いのねとか、見所満載(どこ見とんじゃ(笑))。去年のYear Bookや、Mariners Magazine 等は値下げしてあったので、それも買い込みました。はっと気づいたら、お・重い。なんでこんなに本ばっかりなの。嬉しいやら重いやら、本好きは困ったものです。

 さすが日曜人出が多い。今日は14歳以下にポスターの貰える日なので、いつもより子どもが多いこと!ポスターの欲しいminminさんと私は「欲しいねえ、そうだminminさんが可愛い声で『マーミィ、アタチもあれ欲しいよお』って言って、私が『オー、マイチャイルド、分かったわ。済みません、ウチの子ふけてますけど14歳なんです、いただけません?』ってやれば貰えるかもよ。」と提案したのですが、minminさんに却下されました。ダメ?(笑)

04-6  バカバカしさに疲れたminminさんは座り込み、それを「疲れたオンナの座り込み」と題して写真を撮ったりしているウチにライトフィールドは、今日も音楽とともに開き始めました。

                                                                                               三日目の2に続く

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シアトル旅行記 2004.6.5

二日目

 時差ボケの無い私の体内時計はシアトル時間にぴったり。携帯の目覚ましで気持ちよく6時に目覚めました。ん?これって、普通の人からしたら早すぎるのかな?しかも旅先だし、昨日minminさんSPORT NEWS のチェックしながらホントに眠そうだったから多分時差ボケなんだろうなあ、寝かせといてあげよ。…コーヒー昨日入れといたのあっためて飲もうかなあ(流石シアトル、部屋にはコーヒーメーカーにSEATTLE`S BEST COFFEEのDecaf が置いてあります)とごそごそしているウチにminminさんを起こしてしまいました。3日間そんな調子で彼女はゆっくり寝られなかったんとちゃうかしら。済みませんねえ、年寄りは朝が早くて(笑)

 テレビで天気をチェック…ふむふむ?あのマークはなんすか?は?「サンダーストーム」えー、シアトル全域そげにおっそろしげな天候ですってか。なに?昨日は暑いくらいだったのに、今日は15度いかないですとお?…シアトルの天候は毎日こんな感じでした。毎朝「サンダーストーム」予報。その割に傘を差したのは1度きりだったのですが、セーフコでは急に雨が降ったり、震えるほど寒かったり、屋根があって本当に良かったと思いましたね。

 今日は午後1時5分からの試合なので11時前にはセーフコに入りたい。余り時間も無いのですが、散歩方々どこかで朝食を摂ろうと言うことになりました。ホテルの一階にはカフェがあるのですが、そこのコーヒーはSEATTLE`S BEST COFFEE、違うコーヒーが飲みたいよねー、折角シアトルだしさー。……そして我々は朝食難民になりました。(爆)
実はminminさんも朝食を外で食べたことが無いのだそうで。インターナショナルディストリクトにある日本スーパー宇和島屋でパンとか買ってそれでいつも済ませているとか。
折角私が来たのだからいつもと違うことをしましょう、と、思ったのが間違いですね。(笑)

 どこにも喫茶店らしき開いてる店がない!私は名古屋の喫茶店事情を説明して朝のシアトル大非難論を展開しました。曰く!名古屋では朝の6時半から喫茶店が開いている、モーニング350円でトーストにゆで卵にサラダが付いてくる。コーヒーを頼んでピーナッツやあられの付いてこないところは無い!ETC.ETC ぶつぶつ言っても店は無く、仕方ないからホテルのSEATTLE`S BESTのコーヒーで我慢しようか、またホテルまで戻るのはやだけどさ、と話していると目の前に懐かしのマクドナルドが!ロスでは子連れと言うこともあって何度も入ったんですよねー、ここ、ここでいいや。も、何でもいいや(笑)やっと朝食にありついた我々。そしてマックのコーヒーはSEATTLE`S BEST COFFEEでしたとさ(笑)

 またも歩いてセーフコへ。朝のシアトルは中心街を離れると、見るからにヤバそうなお方がいっぱい。なんでああ迫力があるんすかねえ。ドレッドヘアだったりするしさあ。公園にはどう見ても「行き倒れている」としか思えない風情のヒトが寝ています。他人とは思えません(笑)日本ならダンボールとかで寒さを防ぐけど、平気なのかなあ。

046  またまたシーフォークスタジアムの駐車場を横切ります。「シアトルには3大スポーツが全部有って、普通はバスケやフットボールの方が人気があるんだけど、野球が一番っていうのが嬉しいよね」とminminさん。でも、今年の不調で観客は激減しています。ファンの為にも、勝って下さいマリナーズ!祈りながら今日もセーフコに着きました。もちろん壁にあるイチロー選手の写真では記念写真も撮りました。チームストアもまだ開いていないので早く終わったら来る事にして、ライトフィールドの入り口に。

少しでも長く球場に居たい我々は「延長戦でもいいよねー」「そうそう、今日はいっくら長くやってくれてもいいもんねー」言いながら走ってフィールドまで降りていきましたが、マリナーズは練習していません。一目見てイチロー選手が居ない事が分かったので、minminさんに「居ないよ」「オーラがない?」「うん、どこにも」いや、ホント。どんなに人が居てもイチロー選手の存在は感じられます。ほら、ダンスなんかで何百人もの大群舞でも特別な人はそこだけ光ってみえますよね。そんな感じ。

04-6  やっぱり今日の練習は白靴下の連中だけみたいなので、球場の探索をすることに。ぷらぷらしているだけで楽しいのはなぜでしよう。名古屋ドームでこんなことないよ。ブルペンに行くと、おお、投球練習をしているのはピニェ君ではありませんか。そばにプライスコーチも居ます。うーん、いい感じ。きれいなフォームだ。調子良さそうじゃ~ん。終わるとコーチがにこにこしてポンポンと肩を叩き何か話し合っています。意外に小柄な(てか、コーチや監督大きすぎ)ピニェ君。すっごい可愛い。おばちゃんに見せて上げたいなあと思いながら写真を撮りました。イチロー選手も一枚で良いからこのくらいの位置で撮れたらなあ…

04-6  今日の選手紹介の前に何かやってます。最初の方見逃しちゃった。何て言っているんだろ。「自分が誰に似ているか?」かな。ブーンは「ブーンだよ」って言ってる。(笑)こういうビデオって、必ずトリはイチロー選手ですよね。集中して聞きました。答は「ブラッド・ピット」言ってから自分で照れ笑い、観客も大爆笑(^_^) でもあれ本気ですよね。弓子夫人が「似てる」って言うからヒゲ生やすことにしたんだもの。「インパクト」の中でもファンに似ていると言われて「天にものぼる気持ちだ…飛んでいきたい…」って言ってましたから(笑)

 さあ、試合開始!フランクリンガンバレ!こらこら!最初から四球出すんじゃない!と、ここからの展開は皆さんの方がよくご存じですよね。先に点を取られてやな感じでしたが、四球で出たイチロー選手を一回のうちに(笑)ホームに帰してくれ、もう大感激。ブーニーのホームランは見られたし、イチロー選手は巧守に大活躍。あの犠牲フライがなんで打てないクリーンアップ!ボカチカ(この名前言いやすくて2人で「ボカ・チカ・ボカ・チカ」と言い合ってました。人気は名前のせいもあるね。他の人も言ってたもの)との交錯の時、minminさん、珍しく席を外してたんですよね。帰ってきてから悔しがったこと!投手交代の時、イチロー選手はボカチカとくっついてなにやら話し合っていました。守備範囲の事でも教えていたのかな。

 8回からグァダードが何とか抑えて試合終了!勝った!勝ったぞ!よし、早かったから今日も出待ちしよ!実はこの日は夕方、私がメールのやり取りをさせて貰っている「ともしび文庫」のお宅へお邪魔する事になっているのですが、勝利に浮かれた我々はイチロー選手に逢いたくて堪らなくなってしまったのです。チームストアも試合が終わると早じまいで、ばたばたと買い物をして、線路際へ。出待ちしているヒトって意外に少ないですね。日本人は我々だけ。minminさんも私も車種が分かりません。目を凝らして来るのを見ます。あ、モイ様だ。今日は先発じゃなかったから早いんですね。明日頑張って!でも、携帯電話しながらの運転はやめてください。昨日はminminさんが「ナジャットだ」って言ってたな。私は良く分かんなかったけど。

 係りのヒトがロープを張っていないと車はスイスイ通り過ぎてしまいます。もう渡る人も居ないので止まらずに行ってしまうなあと思っていたら、ん、スカイライン?「イチローだよ!」思わず声が出ました。minminさんが「え」とそちらを見たと思ったらすうっと通り過ぎてしまいました。確かにイチロー選手でした。ぴったりの白い半袖シャツに腕と胸のラインが綺麗に出ていましたから、間違いありません。残念ながらまっすぐ前を見ていたし、手を振るヒマもありませんでした。でも、一目見られたのです。私は満足。勝利の幸せが増幅した感じ。minminさんもイチローなのは分かったようで良かったです。

タクシーを拾ってベルビューへ。「ともしび文庫」は木家下(こかげ)さんと言う方が20年以上シアトルで開いていらっしゃるたった一つの「日本語文庫」なのです。私も本に関わっているものとして一度お目に掛かりたいとお願いして伺うことになりました。
「ともしび文庫」の情報はこの中の「ボランティア」で見ることができます。

http://www.junglecity.com/jcommunity/index.htm

運転手にアドレスを見せると「乗れ乗れ」と言うのでタクシーに乗りましたが、本当に分かっているのか実はドキドキでした。道の説明はとても出来ないし、minminさんも自信なさそう。運転手を信じるしかありません。お宅の車止めに入った時はほっとしました。インド系やらなんやら分からない運転手は結構道に詳しい、いい人だったみたい。多めにお金を渡しましたら、なにか一生懸命言うんです。Minminさんが「戻ってこようかって言ってるみたいなんだけど…」そう言えばこの辺めったに車も通らないようです。帰りはどうしよう?そこへ木家下さんが来て下さって、後で電話してくれるよう話してくれました。良かったあ。ホントに英語出来ないって困ります。かといって、ちょっとやそっとやったって、ここんひとだちのえーごわがんねっす。私の耳にはとても英語には聞こえまへんのや。

04-6  木家下さんのお宅は300坪もあるでしょうか。青い壁の素敵なカントリー風の(内部装飾は和風で、またいい感じなんです)お宅の裏はだだっぴろーい芝生に林。お隣の家とは高速道路分くらい離れています。ドラムの練習しても大丈夫そう。そして少し離れて厩を改造した(馬だって飼えますよ、これなら)「ともしび文庫」があります。蔵書は2万冊以上。常に半分くらい貸し04-6 出し中なので本当のところ何冊有るのか分からないのだそう。最初は子供達のためにと始められたのですが、次第に若いお母さんなどの要望でマンガなんかも充実してきました。本はみんな日本へ帰る駐在員さんたちが寄付していくのです。

 木家下さんは野球も大好きで、マック鈴木がはじめてシアトルに来たとき、「こんな子どもが」と応援する気持ちに駆られたそう。誕生日を祝ったり色々と交流があったとか、今でもマックのことは気に掛けていらっしゃいました。佐々木投手の時にも駐在員でパーティを開いたりしたのだそうです。佐々木にはがっかりしたと言っておられました。「だれがトランクに躓いてなんて信じます?」とも言ってみえましたよ(笑)
 イチロー選手の時にも何か…と思われたそうですが、「お断り」をされたそうで(^^;)あの大々的な歓迎セレモニーの時は「イチローは遠くて見えないし、寒くてたまらないし」で駐在の日本人間では不評だったようです。イチロー選手の責任ではないんですけどね。こちらの人達はメジャーリーガーにもっと親しみを持っていて、お店で会ってサインを貰うなんて当たり前と感じていらっしゃるのです。佐々木投手が大勢で食事しているときサインを求めた人が居て、取り巻きが偉そうに「プライベートだから遠慮して」と言ったのよ!と憤慨して言われたのには「はあ」としか言えませんでした。イチロー選手の周りも多分同じ対応をしたでしょうから…
 
04-6  私とminminさんはイチロー選手について分かって貰おうと色々お話してしまいました。理解していただけたかどうか分かりませんが…minminさんは持参した「野球小僧」6月号minminさんの「イチロー観戦から生き方を学ぶ」(これ、元の題は「変態的野球観戦術」だったそう(笑))が載っている本をプレゼントして、読んで下さるようお願いしていました。私の方は、美味し04-6 いサーモンの押し寿司といなり寿司をご馳走になり、美しい家具と上品な木家下さんのお陰でシアトルの家庭生活を満喫させていただいたお礼に、蔵書に加えていただく為に持ってきた絵本「じゅげむ」を一冊「見せ語り」させていただきました。木家下さん手作りの紙芝居舞台や、駐在員の方たちの手作り紙芝居などを見せていただいている内にあのタクシーが迎えに来てくれました。まだ明るいけれど、8時を回っていたのです。楽しい時はじきに過ぎてしまうもの。お礼とこれからのお付き合いを願いながら、絵のような景色の中をお別れしました。お子さん達も独立して夫婦2人だけで海外に暮らす、凛と背筋の伸びた日本人に出会う事ができ、本当に得難い体験をさせていただきました。「ともしび文庫」の事はウチのホームページに必ず掲載するつもりでおります。

http://homepage2.nifty.com/ohanashi-kaasan/seattle%20tomosibi4.htm

 今日はタクシーでホテル横付け。足も疲れず帰ってきました。「明日も勝つ!」と言い合って、さあさあ、今日の試合を観なくっちゃ。

「今日最後の憤慨」どーしてシアトルのテレビなのに、なかなかマリナーズの試合結果をやらないんだ!スポーツニュース!!
                                                         三日目に続く

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シアトル旅行記 2004.6.4

04-6 L・Aの友人一家と4日間を過ごし、アラスカ航空でシアトルに入った私。初めての上に国内線なので勝手が分からず、あると聞いていた日本人向けのインフォメーションも見つからない。まあいいやとダウンタウン行きのメトロ・バス停を探したが、右方面にしばらく歩いてもそれらしきものが無い為もう一度左端まで戻る。やっぱり無い。あきらめてポーターの黒兄ちゃんに聞くと「アンタ、右にまっすぐだよ」「無かったよ」「有るって!まっすぐ行きな」と、まあ多分こんな会話だったんだろうなあ(笑)あまり私が疑い深そうな顔をしているので隣の兄ちゃんにも同意を求めて二人して「あっちあっち」分かったよ、行くよ(笑)

確かにバス停はありました。ほんとに端っこだったんですね。さっきは気づきませんでした。有り難う兄ちゃん達。疑ってごめんね。

04-6 バスは行った後で30分待つことになってしまいました。もったいないけどタクシーで行こうかな、minminさんも心配しているかも知れないし、と思っていたら急にポリスカーや何人かの人が走ってきます。なんだろ?と思ったらあれは「聖火」ではありませんか!目の前を女性の聖火ランナーがトーチを掲げて走りすぎていくのです。聖火は今日私と共にシアトルへ入ったのでしょうか。こいつは縁起がいいぜ、マリナーズの連勝間違いなしだ!確信した私はそのままバスを待ちました。

04-6 174番のバスでゆっくりダウンタウンへ。料金は1ドル25セント。車内でナゼかサリーを着た太ったオバサンがずうっとじいっとこちらを見ています。何が珍しいのかなあ、おんなじ太ったオバサンなのに(笑)まあこっちはマリナーズ帽にICHIROのTシャツと言う出で立ちですけどね。こっちにしたらサリーの方がよっぽど珍しいわ。それに私の倍はあるしさ。しかしアメリカに来てから超弩級に太ったヒトが多くて、自分が太っていることをつい失念することがあります。いや、イチロー選手も自分が小さく感じる、それも一般の人の中でと言っていたけれど、確かにそうですね。ずっと居たら安心してもっと太ってしまいそう(笑)

メトロは時刻表に書いてあるよりずっと沢山のバス停に止まります。ストリート毎に止まってくれるのでとても分かりやすい。それを知らずに2ブロックほど先まで行ってしまい、降りてから荷物を引っ張って戻るハメに。本当に料金の要らない区間が広くて、この後大抵の移動はメトロかトンネルバスですることになります。

 ホテルでminminさんと無事に合流。顔も知らない同士がイチロー選手のお陰で、こんな異国の地で初めて出会えた感慨にしばし浸りました。minminさんはいつも1人旅なので用心のためにあまり妙な場所には行かず、ひたすら試合を観ることだけに集中しているらしく、ここから方向音痴の女2人の珍道中がはじまることになるのでした。(爆)

少し休憩して身支度を整え、セーフコに向かう前に何か食べましょうと言うので出掛けることに。minminさんはポスト・オフィスに寄って毎年来たときに出す手紙をセーフコのイチロー選手宛に送りました。最初の年には日本の自分宛に「たとえ何があっても後悔していない」旨のハガキを出すくらい悲壮な決意で来たそうです。だよねえ、女性が1人でここまで来るんだもの。しかも球場まで行き帰り歩いているのだそうで…そら危ないがな。

04-6 トンネルバスでインターナショナルディストリクトへ、どなたかのホームページに紹介されていた(ごめんなさい忘れてしまいました)蝦入りワンタンヌードルを食べに行きました。お店の名前も…写真を撮ったはずなのに撮れてなーい(^^;) ダメですねえ、私は絶対レポーターにはなれません。何しろ気持ちは既にセーフコに飛んでいるのです。3ドルしないワンタンヌードルは量も十分、ちょっと麺がチキンラーメンを細くした感じで固いですが、ワンタンは海老がプリプリして美味しかった。名古屋人として言いましょう。「お値打ちです!」

04-6 腹支度も済んだので、たらたらとセーフコへ。途中シーフォークスタジアムのでっかい駐車場のど真ん中を横切りました。「日曜はダメだけど…」と映画の題名みたいなことを言うminminさん。私、もうちょっぴり感動しています。
テレビでいつも観ているレフトフィールドの入り口(あのグローブがあるとこ)が見えてきました。コーフンしてきた私は「手袋がある」と口走り、minminさんにけげんな顔をされました。頭の中でグローブを日本語変換→てぶくろ にしてしまったのです。アホちゃうかいな。グローブのままでいいんじゃん(^^;) 2人で「てぶくろ」前で大笑い。いかんいかん、落ち着かねば。入る前からこれでは先が思いやられるよ。近くにあったショップでminminさんはサイン用のボールを、私は早くも本を一冊…本は重いから最終日にしようと思ったのに、やっぱりガマン出来へんねん。「Mariners Magical Season」Stan Emert & Mike Siegel 2001 ま、ペーパーバックなので軽いけどね。お値段12ドル。チームストアには明日行くことにします。

046 minminさんが予約したチケットを受け取りに「WILL・CALL」へ。すぐに憤懣やるかたない様子で「チケットが無いって言うんだよ!」うわわっ、最初からピンチ!しかしminminさん慌てず英語で応酬しながらコピーしてきた確定書を係りに見せます。急に思いついて出る前にしてきたそうで、アンタはえらい!それを見て係りの女性は仕方なさそうにチケットを出しました。どーいうことやねん、なめとんのか、アン?とえーごで言えない私は「メジャーリーグ2」のタカさん風ににっこり笑いながら日本語で罵りました。私1人だったら途方に暮れていたよお。minminさんと一緒で良かった。この後も本当に色々お世話になって、minminさんにはとんだお荷物だったと思うけど、感謝感激です。minminさん有り難うね。

04-6 無事にライトフィールドから中に、今は2時間前からしか入れないんだそうです。本には3時間前から入れるって書いてあったのに。で、イチロー選手の練習はほとんど見られない事になるらしいの。悔しいなあ。この日はちょっぴり見ることが出来ました。…本物だあ…嬉しくて嬉しくて写真を撮ることも忘れて見入ってしまいました。

04-6 この初日のことは何だか夢みたいでよく思い出せないのです。イチロー選手が引っ込んでしまうと、アイバースのクラムチャウダーもあるなあと思いながら、何も食べる気がせず呆然とうろうろしていました。アンケートに答えるとなんか貰えるらしいと言うので、英語の質問にえーかげんに答えてマリナーズのバックパックを貰ったりトイレの写真を撮ったり(笑)イチロー選手の足だけを大きくしたポスターに「全身みせろー(笑)」とわめいたりしているウチに時間になり、minminさんお勧めのレモネードだけ(脱水症状だけは避けたいので)買って席に着きました。黒ユニのイチロー選手、カッコ良かったあ。

04-6 席はライト、イチロー選手の真後ろ!ちょっと上だけど絶好の席です。イチロー選手の後ろ姿から目が離せません。ピッチャーはフレディ。試合はねえ…イチロー選手は3回バントの試みの後、見事なタイムリーを打ってくれたり、見所多々だったんですが…負けました(T-T)踊るヒマもありませんでした。本当にシアトルに、セーフコに居て、目の前にイチロー選手が守っている、ちょっと擦れた芝生があるんだ…と突然湧いてくる幸福感に胸がいっぱいになったりしましたが、負け試合はやっぱり辛い。今年のマリナーズは1人や2人の女神が来たくらいでは勝利の尻尾は掴めないのでしょうか、それとも女神にも体重制限があるのかいな(笑)

 でも、二人して心も重く歩いてホテルへ帰る前に、YUTAさんが教えて下さった場所で、出待ちをしようか(minminさんは1人の時は早く帰らないと危ないのでしなかったのだそう)と言うことになって、どこかなあ、線路沿いだよね。と、そこにホットドッグ屋。出たとこのは美味しいって誰か言ってたよね、お腹も空いてるしさ、食べてこか。値引きもしてるかも(クラムチャウダーも買うヒマがありませんでした、試合が始まってしまうと、minminさんも私ももう動けないタチなのです、同類(笑))で、食べたのが間違いでした。焦げててあまり美味しくないし、値引きもしてくんない、ぶつぶつ言いながら何とか食べ終わり、やっと待ってる人が居るところに辿り着いて、しばらく待ち、minminさんが隣の人と何か話していたと思ったら、「イチローもう行っちゃったって」えー!30分くらいしか経ってないのに、そんなー。…もうがっかり。あのホットドッグが悪いんやーと2人で怒りをホットドッグ屋に。

 仕方なくてこてこ歩いて帰りました。いや、この道をminminさん1人で毎回歩くんですか?危なそうなお方があちこちにいまっせ。いくら歩くの速くても、ちょっとなあ。帰るまでに何とかバスで帰る方法を探して勧めてみようと思う私でした。

 でも、広すぎるロスから来た私にはシアトルの街はこぢんまりとして分かりやすく、何だか親しみの持てるところと言う印象です。ところが2日目はお昼からのゲーム、観光なんかしているヒマはありません。このままいくとどーーーっこも行かず、ホテルとセーフコの往復で終わりそう…ま、いっか。2人で「明日は勝つ!」と気合いを入れながら眠りにつきました。

                                                                                                   2日目に続く

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