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シアトル旅行記 2004.6.5

二日目

 時差ボケの無い私の体内時計はシアトル時間にぴったり。携帯の目覚ましで気持ちよく6時に目覚めました。ん?これって、普通の人からしたら早すぎるのかな?しかも旅先だし、昨日minminさんSPORT NEWS のチェックしながらホントに眠そうだったから多分時差ボケなんだろうなあ、寝かせといてあげよ。…コーヒー昨日入れといたのあっためて飲もうかなあ(流石シアトル、部屋にはコーヒーメーカーにSEATTLE`S BEST COFFEEのDecaf が置いてあります)とごそごそしているウチにminminさんを起こしてしまいました。3日間そんな調子で彼女はゆっくり寝られなかったんとちゃうかしら。済みませんねえ、年寄りは朝が早くて(笑)

 テレビで天気をチェック…ふむふむ?あのマークはなんすか?は?「サンダーストーム」えー、シアトル全域そげにおっそろしげな天候ですってか。なに?昨日は暑いくらいだったのに、今日は15度いかないですとお?…シアトルの天候は毎日こんな感じでした。毎朝「サンダーストーム」予報。その割に傘を差したのは1度きりだったのですが、セーフコでは急に雨が降ったり、震えるほど寒かったり、屋根があって本当に良かったと思いましたね。

 今日は午後1時5分からの試合なので11時前にはセーフコに入りたい。余り時間も無いのですが、散歩方々どこかで朝食を摂ろうと言うことになりました。ホテルの一階にはカフェがあるのですが、そこのコーヒーはSEATTLE`S BEST COFFEE、違うコーヒーが飲みたいよねー、折角シアトルだしさー。……そして我々は朝食難民になりました。(爆)
実はminminさんも朝食を外で食べたことが無いのだそうで。インターナショナルディストリクトにある日本スーパー宇和島屋でパンとか買ってそれでいつも済ませているとか。
折角私が来たのだからいつもと違うことをしましょう、と、思ったのが間違いですね。(笑)

 どこにも喫茶店らしき開いてる店がない!私は名古屋の喫茶店事情を説明して朝のシアトル大非難論を展開しました。曰く!名古屋では朝の6時半から喫茶店が開いている、モーニング350円でトーストにゆで卵にサラダが付いてくる。コーヒーを頼んでピーナッツやあられの付いてこないところは無い!ETC.ETC ぶつぶつ言っても店は無く、仕方ないからホテルのSEATTLE`S BESTのコーヒーで我慢しようか、またホテルまで戻るのはやだけどさ、と話していると目の前に懐かしのマクドナルドが!ロスでは子連れと言うこともあって何度も入ったんですよねー、ここ、ここでいいや。も、何でもいいや(笑)やっと朝食にありついた我々。そしてマックのコーヒーはSEATTLE`S BEST COFFEEでしたとさ(笑)

 またも歩いてセーフコへ。朝のシアトルは中心街を離れると、見るからにヤバそうなお方がいっぱい。なんでああ迫力があるんすかねえ。ドレッドヘアだったりするしさあ。公園にはどう見ても「行き倒れている」としか思えない風情のヒトが寝ています。他人とは思えません(笑)日本ならダンボールとかで寒さを防ぐけど、平気なのかなあ。

046  またまたシーフォークスタジアムの駐車場を横切ります。「シアトルには3大スポーツが全部有って、普通はバスケやフットボールの方が人気があるんだけど、野球が一番っていうのが嬉しいよね」とminminさん。でも、今年の不調で観客は激減しています。ファンの為にも、勝って下さいマリナーズ!祈りながら今日もセーフコに着きました。もちろん壁にあるイチロー選手の写真では記念写真も撮りました。チームストアもまだ開いていないので早く終わったら来る事にして、ライトフィールドの入り口に。

少しでも長く球場に居たい我々は「延長戦でもいいよねー」「そうそう、今日はいっくら長くやってくれてもいいもんねー」言いながら走ってフィールドまで降りていきましたが、マリナーズは練習していません。一目見てイチロー選手が居ない事が分かったので、minminさんに「居ないよ」「オーラがない?」「うん、どこにも」いや、ホント。どんなに人が居てもイチロー選手の存在は感じられます。ほら、ダンスなんかで何百人もの大群舞でも特別な人はそこだけ光ってみえますよね。そんな感じ。

04-6  やっぱり今日の練習は白靴下の連中だけみたいなので、球場の探索をすることに。ぷらぷらしているだけで楽しいのはなぜでしよう。名古屋ドームでこんなことないよ。ブルペンに行くと、おお、投球練習をしているのはピニェ君ではありませんか。そばにプライスコーチも居ます。うーん、いい感じ。きれいなフォームだ。調子良さそうじゃ~ん。終わるとコーチがにこにこしてポンポンと肩を叩き何か話し合っています。意外に小柄な(てか、コーチや監督大きすぎ)ピニェ君。すっごい可愛い。おばちゃんに見せて上げたいなあと思いながら写真を撮りました。イチロー選手も一枚で良いからこのくらいの位置で撮れたらなあ…

04-6  今日の選手紹介の前に何かやってます。最初の方見逃しちゃった。何て言っているんだろ。「自分が誰に似ているか?」かな。ブーンは「ブーンだよ」って言ってる。(笑)こういうビデオって、必ずトリはイチロー選手ですよね。集中して聞きました。答は「ブラッド・ピット」言ってから自分で照れ笑い、観客も大爆笑(^_^) でもあれ本気ですよね。弓子夫人が「似てる」って言うからヒゲ生やすことにしたんだもの。「インパクト」の中でもファンに似ていると言われて「天にものぼる気持ちだ…飛んでいきたい…」って言ってましたから(笑)

 さあ、試合開始!フランクリンガンバレ!こらこら!最初から四球出すんじゃない!と、ここからの展開は皆さんの方がよくご存じですよね。先に点を取られてやな感じでしたが、四球で出たイチロー選手を一回のうちに(笑)ホームに帰してくれ、もう大感激。ブーニーのホームランは見られたし、イチロー選手は巧守に大活躍。あの犠牲フライがなんで打てないクリーンアップ!ボカチカ(この名前言いやすくて2人で「ボカ・チカ・ボカ・チカ」と言い合ってました。人気は名前のせいもあるね。他の人も言ってたもの)との交錯の時、minminさん、珍しく席を外してたんですよね。帰ってきてから悔しがったこと!投手交代の時、イチロー選手はボカチカとくっついてなにやら話し合っていました。守備範囲の事でも教えていたのかな。

 8回からグァダードが何とか抑えて試合終了!勝った!勝ったぞ!よし、早かったから今日も出待ちしよ!実はこの日は夕方、私がメールのやり取りをさせて貰っている「ともしび文庫」のお宅へお邪魔する事になっているのですが、勝利に浮かれた我々はイチロー選手に逢いたくて堪らなくなってしまったのです。チームストアも試合が終わると早じまいで、ばたばたと買い物をして、線路際へ。出待ちしているヒトって意外に少ないですね。日本人は我々だけ。minminさんも私も車種が分かりません。目を凝らして来るのを見ます。あ、モイ様だ。今日は先発じゃなかったから早いんですね。明日頑張って!でも、携帯電話しながらの運転はやめてください。昨日はminminさんが「ナジャットだ」って言ってたな。私は良く分かんなかったけど。

 係りのヒトがロープを張っていないと車はスイスイ通り過ぎてしまいます。もう渡る人も居ないので止まらずに行ってしまうなあと思っていたら、ん、スカイライン?「イチローだよ!」思わず声が出ました。minminさんが「え」とそちらを見たと思ったらすうっと通り過ぎてしまいました。確かにイチロー選手でした。ぴったりの白い半袖シャツに腕と胸のラインが綺麗に出ていましたから、間違いありません。残念ながらまっすぐ前を見ていたし、手を振るヒマもありませんでした。でも、一目見られたのです。私は満足。勝利の幸せが増幅した感じ。minminさんもイチローなのは分かったようで良かったです。

タクシーを拾ってベルビューへ。「ともしび文庫」は木家下(こかげ)さんと言う方が20年以上シアトルで開いていらっしゃるたった一つの「日本語文庫」なのです。私も本に関わっているものとして一度お目に掛かりたいとお願いして伺うことになりました。
「ともしび文庫」の情報はこの中の「ボランティア」で見ることができます。

http://www.junglecity.com/jcommunity/index.htm

運転手にアドレスを見せると「乗れ乗れ」と言うのでタクシーに乗りましたが、本当に分かっているのか実はドキドキでした。道の説明はとても出来ないし、minminさんも自信なさそう。運転手を信じるしかありません。お宅の車止めに入った時はほっとしました。インド系やらなんやら分からない運転手は結構道に詳しい、いい人だったみたい。多めにお金を渡しましたら、なにか一生懸命言うんです。Minminさんが「戻ってこようかって言ってるみたいなんだけど…」そう言えばこの辺めったに車も通らないようです。帰りはどうしよう?そこへ木家下さんが来て下さって、後で電話してくれるよう話してくれました。良かったあ。ホントに英語出来ないって困ります。かといって、ちょっとやそっとやったって、ここんひとだちのえーごわがんねっす。私の耳にはとても英語には聞こえまへんのや。

04-6  木家下さんのお宅は300坪もあるでしょうか。青い壁の素敵なカントリー風の(内部装飾は和風で、またいい感じなんです)お宅の裏はだだっぴろーい芝生に林。お隣の家とは高速道路分くらい離れています。ドラムの練習しても大丈夫そう。そして少し離れて厩を改造した(馬だって飼えますよ、これなら)「ともしび文庫」があります。蔵書は2万冊以上。常に半分くらい貸し04-6 出し中なので本当のところ何冊有るのか分からないのだそう。最初は子供達のためにと始められたのですが、次第に若いお母さんなどの要望でマンガなんかも充実してきました。本はみんな日本へ帰る駐在員さんたちが寄付していくのです。

 木家下さんは野球も大好きで、マック鈴木がはじめてシアトルに来たとき、「こんな子どもが」と応援する気持ちに駆られたそう。誕生日を祝ったり色々と交流があったとか、今でもマックのことは気に掛けていらっしゃいました。佐々木投手の時にも駐在員でパーティを開いたりしたのだそうです。佐々木にはがっかりしたと言っておられました。「だれがトランクに躓いてなんて信じます?」とも言ってみえましたよ(笑)
 イチロー選手の時にも何か…と思われたそうですが、「お断り」をされたそうで(^^;)あの大々的な歓迎セレモニーの時は「イチローは遠くて見えないし、寒くてたまらないし」で駐在の日本人間では不評だったようです。イチロー選手の責任ではないんですけどね。こちらの人達はメジャーリーガーにもっと親しみを持っていて、お店で会ってサインを貰うなんて当たり前と感じていらっしゃるのです。佐々木投手が大勢で食事しているときサインを求めた人が居て、取り巻きが偉そうに「プライベートだから遠慮して」と言ったのよ!と憤慨して言われたのには「はあ」としか言えませんでした。イチロー選手の周りも多分同じ対応をしたでしょうから…
 
04-6  私とminminさんはイチロー選手について分かって貰おうと色々お話してしまいました。理解していただけたかどうか分かりませんが…minminさんは持参した「野球小僧」6月号minminさんの「イチロー観戦から生き方を学ぶ」(これ、元の題は「変態的野球観戦術」だったそう(笑))が載っている本をプレゼントして、読んで下さるようお願いしていました。私の方は、美味し04-6 いサーモンの押し寿司といなり寿司をご馳走になり、美しい家具と上品な木家下さんのお陰でシアトルの家庭生活を満喫させていただいたお礼に、蔵書に加えていただく為に持ってきた絵本「じゅげむ」を一冊「見せ語り」させていただきました。木家下さん手作りの紙芝居舞台や、駐在員の方たちの手作り紙芝居などを見せていただいている内にあのタクシーが迎えに来てくれました。まだ明るいけれど、8時を回っていたのです。楽しい時はじきに過ぎてしまうもの。お礼とこれからのお付き合いを願いながら、絵のような景色の中をお別れしました。お子さん達も独立して夫婦2人だけで海外に暮らす、凛と背筋の伸びた日本人に出会う事ができ、本当に得難い体験をさせていただきました。「ともしび文庫」の事はウチのホームページに必ず掲載するつもりでおります。

http://homepage2.nifty.com/ohanashi-kaasan/seattle%20tomosibi4.htm

 今日はタクシーでホテル横付け。足も疲れず帰ってきました。「明日も勝つ!」と言い合って、さあさあ、今日の試合を観なくっちゃ。

「今日最後の憤慨」どーしてシアトルのテレビなのに、なかなかマリナーズの試合結果をやらないんだ!スポーツニュース!!
                                                         三日目に続く

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